column コラム
床暖房工事に於けるリスク

冬到来…。この時期リフォームの計画段階で毎日過ごす室内で温かく快適に過ごす為、温水式や電気式など床暖房工事は欠かせない検討事項と思われます。又、ご予算次第ですが電気式・温水式いずれであってもリフォーム工事の一環として行うのだから断熱性能向上やバリアフリーなどの付帯要望と目的に即したものでないと意味がありません。ではその長所・短所とは。
短所
〝工事費や光熱費が掛かる〟まず設置費とその規模範囲に伴う工事金額です。そしてランニングコストは、床暖房の仕様や使用時間によって発生する光熱費や床暖房設備工事リフォームすると住宅評価額が上がって固定資産税も高くなります。
※熱源配管や床仕上げ前の仕込作業などが複雑な温水式床暖房は電気式床暖房に比べて費用負担が多くかかります。床暖房の仕様・施設面積によっても異なります。
長所
〝足元からぽかぽか〟エアコンやストーブなどの暖房器具を使う場合、温かい空気は上へ向かうため足元が寒く感じることがありますが床暖房利用によって腰下室内温度を25~30℃に保つことが可能で直接温められるため、足元の底冷え防止に最適です。
〝メンテナンス不要〟ストーブ・ヒーターなどの暖房器具は、掃除や給油と季節ごとの片付時メンテなどの手間がかかりますが、電気式床暖房は基本的にノーメンテで使用出来ます。
※但し、温水式床暖房の場合は、耐用年数に合わせて温水パイプは約30年、熱源機やコントローラーは約10年が標準交換時期となっております。
〝室内空気の清浄化にも一役〟石油ストーブは、室内に臭いが発生し空気も淀みます。エアコンの場合は空気乾燥が伴うので定期的に換気や加湿が必要です。床暖房だと空気の汚れや乾燥が起こりにくいことという点からも健康面的に最も適した暖房方法と言えます。
◎リスクを払ってでも価値がある手間いらずな床暖房設置で室内環境を快適にしましょう。



















