column コラム
鉄骨造から「木骨造」へ
鉄骨造から「木骨造」へ
三陽建設がご提案する「SE構法」は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造に劣らない堅牢な構造体を木造で実現したいという思いから開発されたものです。
柱や梁を剛接合する強固な木造ラーメン構造により、優れた耐震性能と耐久性を備えており、これまで鉄骨で建てられていたような中・大規模建築物にも対応可能となりました。
SE構法が広げる木造の可能性
• 木造で大スパン・大空間の設計が可能
• 耐火・準耐火建築物にも対応
• 木造5階建てにも対応可能
• 曲線・多角形状の建築にも対応
さらに、中・大規模建築物が木造化されることで、温室効果ガスの排出量削減にも貢献できます。
林野庁の資料によれば、延べ床面積1,000㎡の中層木造ビルを建てる際に約400㎡の木材を使用すると、二酸化炭素換算で約273トン分の炭素を貯蔵できるとされています。
柱や梁、加工された木材に炭素が固定され、新たに植えられた木が成長する過程でさらに炭素を吸収していく――このサイクルは、地球環境への高い貢献につながるものです。
また、木造建築には、利用者の心理面・身体面・衛生面においても、他の素材にはない効果が期待できるため、地球にも人にも優しい「選ばれる建築」と言えるでしょう。