column コラム
美しいトカラ列島の群発地震
トカラ列島の地震
皆様もご存じだと思いますが、鹿児島のトカラ列島では
6月21日から7月7日まで有感地震が1607回に及ぶ群発地震がありました。
2015年~24年までが年平均2500回程度だった事から考えると今年は短期間に多くの地震が
観測されています。
前回のコラムで地震が起こるメカニズムの紹介をしましたが、トカラ列島周辺ではやはり
大きな地殻変動が観測されている様です。
フィリピン海プレートとユーラシアプレートのプレート境界に南海トラフや琉球海溝があります。
フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいるところ南西諸島はユーラシア
プレートにのっていますので、プレートが動く事での地殻変動で地震が起こっているものと思われます。
この様な事例からも日本は、4つのプレートの中にある地震の起こり易い環境であるという事への認識は
常に持っておかないといけないなと改めて思うところです。
これから住宅取得をご検討されている皆様にも数字上だけの強度ではなく
例えば、三陽建設のお勧めするSE構法では実際のお客様の設計図面で、阪神淡路、東日本、熊本地震などの
地震波に対して計画しているお家がどの様に変形するかなどシュミレーションする事も可能です。
折角新築したお家が地震にあっても大丈夫な様に最善の対策をする事をお勧め致します。