9月1日は『防災の日』【家の耐震性について】考える

こんにちは、伊藤です。

暑いですね (*_*)
このコラムを書いている今日は、8月24日です。あと1週間で夏休みも終わりですね。
どうですか?お子様たちの宿題はすすんでいますか?

そして、すぐに9月になりますね。

 9月1日は『防災の日』です。

これは、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだもので、1960年(昭和35年)に内閣の閣議により制定されました。
毎年この『防災の日』を含む1週間を防災週間として、地震や台風などの災害への備えを怠らないように様々な防災訓練が各地域で行われていますね。
またこの機会に家族で避難場所などを話し合っておくのもいいですね。


そこで今回の【住まいのコラム】では、家づくりをしている会社として、防災の日に家の耐震性について考えてみたいと思います。

7月3日(土)4日(日)に、ただいま建築中のお施主様のお家をお借りして、【構造見学会】を
開催いたしました。
(快くお貸し戴けました、お施主様にあらためてお礼を申しあげます。ありがとうございました。)

6月22日に棟上げをして、約10日後くらいに開催した【構造見学会】
たくさんの方にご来場いただき、普段なかなか見ることができない、完成してしまうと見ることのできない、家にとってはとても大事なところの基礎、柱、梁、耐力壁など、さらに三陽建設が標準仕様で施工している
制震システムもご見学いただきました。
(ほんとうにたくさんの方にご来場をいただきました。ありがとうございました。)

ご来場をいただきましたほとんどの方が家の耐震性についてご興味ご関心を持っておられました。

そういうこともあり今回は、家の耐震性について考えてみたいと思います。

(【構造見学会】を開催いたしましたお家は、9月末に完成いたします。
 9月末にこの度は、【完成見学会】を開催致します。
 詳しくは、ホームページのイベント情報を見てくださいね。)

震度1以上の有感地震 昨年度は2045回

我が国は頻繁に地震の起きる地震大国です。
地震は災害の中でも予測がつきにくく、ひとたび大地震が起きるとその被害は甚大です。

気象庁によると、全国で観測された震度1以上の体に感じる(有感)地震の回数は、2014年度は、2045回。
3月に瀬戸内海西部の伊予灘を震源とするマグニチュード(M)6.2、震度5強の地震が発生。
7月には12日に福島県沖でM7.0の地震が発生。5日には岩手県沖、8日には北海道でそれぞれ震度5弱の地震が観測された。
さらに11月には長野県でM6.7、震度6弱の激しい揺れを観測する地震があり、たくさんの方が負傷し、住宅や建物にも損壊などの被害がありました。

いつどこで起こるかわからない地震 「普段から備えを」 しておきたいですね。

耐震等級とは -あなたの家の耐震等級は?-

『耐震』という言葉、最近よく聞く言葉ではないでしょうか?
耐震とは、読んで字のごとく地震に耐えるということです。地震時に人命を守るための建物が倒壊をしないようにする家づくりのことです。
(ここで注意しなくてはいけないのは耐震とは、倒壊しないようにする家づくりのことで、建物の損傷までは考えていないということです。)
ですので、耐震等級といえば、「地震に耐える」ための等級ということになります。

耐震等級は、建築主が耐震性を判断する目安となるように3段階の耐震等級が制定されました。
耐震等級の目安とされている基準は次の通りです。
耐震等級1-建築基準法と同程度の建物
耐震等級2-等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる
耐震等級3-等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる

この耐震等級は、数百年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度6強から震度7程度)地震に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震(住宅の密集する都市で震度5強程度)に対して損傷しない程度(建築基準法同等)といった表現で耐震等級1について説明をしていますが、非常にわかりにくいですね。

つまり、耐震等級1の建築基準法と同程度の建物でも、基本的には地震が発生しても家が倒壊する可能性は低いですが、震度7程度の地震が来ると、損傷を受ける可能性はありますよ。と言っているものと思います。
そして、耐震等級2、耐震等級3となるほど建物の耐震性は高くなりますよ。と言っています。


  地震は1度ではない。大きな地震の後には余震が繰り返し起きる。

建築基準法(耐震等級1)に沿って建てられている現在の新築住宅は、すべて耐震住宅といってもいいと思います。
(もちろん、耐震等級2、耐震等級3の新築住宅も)

耐震工法は、筋かいや構造用合板を入れるなどして、固めること(固い建物)により建物全体の耐震性を高めていますが、地震の揺れや衝撃が直接建物に伝わるため、構造躯体に大きな負担がかかってしまいます。

建物は外から見てわかるほどこわれたりしませんが、地震や余震で何度も揺らさせることで構造躯体の損傷は確実に進行します。
もし、この状態で大きな地震を受けたらどうなるのでしょうか?
これまでは、固い建物は地震に強く、固さが不足している建物は地震に弱いというように固さを基準にして設計されていました。
どれほど固くつくられた建物でも大きな地震による衝撃や繰り返される揺れによって倒壊に至ることもあります。

では、固さ以外にどのような性能が必要なのでしょうか?

大きな地震の揺れから建物を守る工法として、大きく分けると「耐震工法」と「免震工法」と「制震工法」に分けることができると思います。
上記のように、建築基準法(耐震等級1)に沿って建てられている現在の建物はすべて耐震住宅といってもいいと思います。

免震工法は「耐震工法+免震工法」、制震工法は「耐震工法+制震工法」で建築されることになります。

いろいろな考え方があると思いますが、三陽建設では「耐震工法(耐震等級2)+制震工法」を標準の仕様としてお施主様のお家に施工させていただいております。

「制震工法」は、地震による振動を制震装置が吸収し建物の変形を小さくする効果があります。

何度も揺らされる状況では揺れても弱らないための「粘り強さ」
揺れだしたときにその揺れにブレーキをかける「制震性」
固さと合わせて粘り強さと制震性を備えることが必要と考えます。
建物全体に粘り強さと制震性が付加されることで大きな揺れを繰り返し受けても元に戻ろうとする「復元力」の効果が発揮されます。

地震エネルギーを制震装置のフレーム全体のしなりで素早く吸収し建物にかかるダメージをやわらげます。
車のブレーキによる減速と同じように建物の揺れを抑えるブレーキ効果を発揮します。

耐震性の固さによる強さと、「粘り強さ」、「制震性」、「復元力」を備えることで建物が簡単に揺れださない構造にすることで、建物の変形(建物の損傷)を小さくすることができます。

そして何より、免震工法に比べて大きな費用負担なく、安心・安全を得ることができます。

耐震等級とは -あなたの家の耐震等級は?- のところでも書いていますが、耐震とは地震時に人命を守るための建物が倒壊しないようにする家づくりで、建物の損傷までは考えていません。
耐震等級が高くなれば、建物自体が倒壊したり損傷する可能性は減るものと思いますが、建物を固くすればするほど地震の揺れや衝撃は直接建物に伝わります。

人命を守るには、耐震等級1でいいと思います。
もっと強い家を望むのであれば耐震等級3もいいと思います。
三陽建設では、ただ強いだけの家づくり(耐震等級3)では、大きな地震と繰り返し起きる余震によって建物の損傷があるかもしれないと考え、「耐震等級2」+「制震工法」でその損傷を最小限にし、耐震等級3よりも安心・安全な家づくりになると考えております。
その後の生活を考えると、人命を守ることはもちろん、建物の損傷も出来るだけ少ない方がいいですよね。

本当に地震に強い家とは、
「人命を守ること」はもちろん、「建物を守る(損傷を少なくする)こと」も大事であると考えます。

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最後までお読みいただきありがとうございます!^_^

今回の【住まいのコラム】は、いかがでしたでしょうか? お役にたちましたら幸いです。

ほんの一言、一行でも構いませんので、皆さまのお声を聞かせていただけると、うれしく思います。
皆さまの意見に真摯に向き合い、今後の家づくり・リフォームに役立ててまいります。

完成見学会(9月26日(土)27日(日))のお問い合わせもこちらからでもお気軽にどうぞ。

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